人気ブログランキング | 話題のタグを見る

喜乃志多(静岡市清水区八木間町)   

【喜乃志多(きのした)】(和食・そば)

静岡市清水区八木間町443-4
054-369-4607
喜乃志多(静岡市清水区八木間町)_a0120344_055377.jpg
通りから「そば・うどん・丼」などと書かれた看板が見えます。
定食屋ふうの蕎麦屋。

お店の外のウィンドウに、料理の模型が並び、ありがちな「生蕎麦」の暖簾がかかっている時点で、正直あまり期待はしていませんでしたが、そういうお店の中にも、隠れた名店があるかもと思い入店。


もり ¥500-
天もり ¥700-

安いのは良いことだけれども、安過ぎないか!?
天がついて、わずか200円差というのも気になる。

ということで、天もり。

喜乃志多(静岡市清水区八木間町)_a0120344_0512567.jpg
むむむ・・・。
この器は。この箸の置き方は。

ネットで、業務用のそば器の値段とかも見れてしまう時代。
この器の相場がどれくらいかとかも、知れてしまうんですよね・・。


つゆは、すでにお椀に注がれています。そば猪口というより、お椀と言えそうな大きさで、ズシリと重量があります。
ネギ・ワサビ・大根おろしは多目。

喜乃志多(静岡市清水区八木間町)_a0120344_0514337.jpg

器に直接、チョコン。
もう少し魅せ方ってモノがありそうな気がします。
せっかく大いに花を咲かせた天ぷらを出すのに、逆に寂しい印象を与えてしまうなんて・・。



つゆは、静岡の蕎麦屋としては、醤油の割合が多目な印象。
蕎麦は、黒い粒々模様などはなく、表面はまっさら。

ずぞぞぞ~っ
ずぞぞぞ~っ



コシはありませんが、香りは それなりに立っています。

ずぞぞぞ~っ
ずぞぞぞ~っ


喜乃志多(静岡市清水区八木間町)_a0120344_052271.jpg

天ぷらの断面はこんな感じ。衣の付け方が特徴的。
上から見ると、キスの天ぷらに見えるくらい衣が付いています。
塩も天つゆもないので、何もつけないか、そばつゆをつけるしかありません。


ずぞぞぞ~っ




お椀にたっぷりのそばつゆ。
一枚食べ終わっても、つゆは当然 ほとんど減っていないわけで。

少量のそば湯で割っても、ほとんど温度は変わらず冷たいまま。
満足いくまでそば湯を注いだら、きっとお椀になみなみになってしまいます。しかも、蕎麦湯オンリーを試すには、まず、これを全て飲み干さないといけない。

わさびや薬味を入れたり入れなかったりしながら、チビチビやりたいんだけどな・・。自分好みの終わらせ方ができません。
蕎麦屋で、蕎麦湯をほとんど飲まずに出たのは久しぶりかも。


値段は安いのですが、それがお得と思えないのが悲しい。
入店時の印象を覆してくれることを、ほのかに期待していましたが、結果は「案の定」でした。

レポートするのも やめようかと思いましたが、せっかく行ったので、記録はしておきます。



【感想】★☆☆☆☆

味△/雰囲気△/値段△/1人〇/デート×/家族〇/仲間△/お食事会×

蕎麦好きが通うような蕎麦屋ではないかと。
カウンター席、テーブル席、お座敷席とあるので、1人でも家族でもOKです。
用途としては、お腹が空いたときに、たまたま通りかかったら寄るとかかな?


【喜乃志多(きのした)】
静岡市清水区八木間町443-4
054-369-4607

by sbpqj956 | 2009-04-24 01:00 | 清水駅前・郊外

<< いわし料理 善(静岡市清水区辻) エコパ・スタジアムグルメ【浜松餃子】 >>